成蹊大学新聞会2021年7月16日ゴーグル登場で大衆化VRは「Virtual Reality」の略であり「仮想現実」「人工現実感」と訳される。現実には存在しないものを現実だと体感させる技術やシステムを指す。専用のVRゴーグルの登場により、大衆化も進んでいる。従来の映像技術にはない臨場感や没入感を有することから、ゲームをはじめと...
成蹊大学新聞会2021年7月16日アンケート結果・考察▼VRを経験したことがあるか。また、VRをどの程度使用しているか。 「ある」と答えた学生が全体の40%を占め、そのうちの84%は「普段は使わない」と回答した。「月に1~3回使う」が10%で、一部の人は定期的に使用しているという結果だった。...
成蹊大学新聞会2021年7月16日トレーニングをどこでも 研究進むVRをスポーツの分野に応用しようとする試みは、多くの研究機関や企業で行われている。本学でも理工学部の小方博之教授が、VRを利用したスポーツトレーニングについて研究を進める。現在は主に、VRを用いたテニスやスキーなどのトレーニングを扱っている。...
成蹊大学新聞会2021年7月16日映像進化 没入感を生むVR開発ブームの契機には、フェイスブック社がオキュラスVR社を20億ドルで買収したことが挙げられる。オキュラスVR社は創業から間もないベンチャー企業で、VR映像を映すヘッドマウントディスプレイの開発中であり、ほとんど利益を上げていなかった。その中で20億ドルで買収に踏み切っ...
成蹊大学新聞会2021年7月16日高齢者の行動変える 旅行体験VRを活用した取り組みが、高齢者の行動の変化と社会参画の機会を生み出している。企画や開発を行っているのは、東京大学先端科学技術研究センターの登嶋健太さんだ。登嶋さんは360度の映像を見て楽しむ「VR旅行体験」を、自力での外出が困難な高齢者へ提供。VR映像の制作を高齢者と一緒...
成蹊大学新聞会2021年7月16日災害を実感 よりリアルに九州を襲った豪雨から1年が経とうとしている。日本においては災害が多発しているが、災害時のリスク等をまとめたハザードマップを意識する人はそれほど多くない。2019年に一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワークが、全国の15~69歳1772人を対象に、ハザードマップに関するアンケ...
成蹊大学新聞会2021年7月16日VR こまめな休憩をVRはさまざまなものを立体で表せる有益な技術だ。自動車をはじめとする商品見本や、体内環境の再現により手術練習にも応用できる。しかし、VRによってもたらされるのはメリットだけではない。VRの使用で問題になり得る点について、視覚認知学・デザイン学などを研究し、VRにも造詣が深い...
成蹊大学新聞会2021年7月16日VR特集 編集後記新型コロナウイルスが流行し始めてから約1年半。自粛続きの昨年と比較すると、ワクチン接種が開始し、本学でも対面授業が徐々に再開されるなど、社会情勢の変化を感じられる。とはいえ、依然として続くコロナ禍の中、自宅で過ごす時間は例年より長い。巣ごもり需要に適したコンテンツの人気はま...