コミュニケーション特集 編集後記

社会的距離の確保や外出自粛などが求められ、他者との交流が制限されている。そんな今だからこそ、我々はコミュニケーションの在り方について、改めて考える必要があるのではないだろうか。


インターネットの発達により、人々が交流することが容易となった。しかし、文化背景が異なる人同士の会話では、意思疎通に齟齬が生じやすい。グローバル化が進む社会において、互いの文化を知り、尊重する姿勢は非常に重要だ。質問の仕方や相手への反応などの少しの工夫を加えれば、コミュニケーションをより円滑にすることもできる。さらに、昨今は対人のコミュニケーションに限らず、ロボットを用いた会話技術の研究が進んでいる。少子高齢化が深刻な日本では、介護や接客など幅広い分野で活躍し得る。今後、人とロボットという新しいコミュニケーションの形が浸透するかもしれない。


今学期は、Zoomを使った映像講義が行われている。しかし直接会っていない分、相手に伝わる情報が少なくなり、意思疎通に困難を感じる状況も生じた。技術の進歩により交流手段が増え、人と人との関係性が急速に変わっている現代。より一層適切なコミュニケーションを心掛ける意識が不可欠だ。(新野まどか)

最新記事

すべて表示

異文化間 互いに価値観を知って

グローバル化が進む現代では、異文化間でのコミュニケーションの機会が急速に増えている。しかし実際に外国人と接したり、海外を訪れたりするとき、文化の壁は想像以上に高く立ちはだかる。ここでは、異文化間だからこそ起こる意思疎通の齟齬を解消するために必要なことについて記す。 ▼異文化間コミュニケーションの発展 異文化間コミュニケーションは「文化背景を異にした人々の間で起こる相互作用」を指し、個人間で生じる。

円滑な意思疎通のために 相手の尊重が大切

さまざまな場面で求められるコミュニケーション能力。しかし、どのようにすれば身に付けられるか分からない人も多いのではないだろうか。今回は、日本コミュニケーション能力認定協会で講師を務める平美和さんに話を伺った。 コミュニケーションでは①聴く力②説明する力③質問する力④協調性――の四つの能力が基本だ。会話は相手がいることで成り立つため、まずはしっかりと話を聴く必要がある。聴く力を育てる行動の例には、相

  • 成蹊大学新聞会公式ツイッター

Copyright © Seikei university Press All Rights Reserved.

  • Twitter Social Icon