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新聞会 学校行事と取材の心得

更新日:3月28日


大学公認で学生新聞を作成する成蹊大学新聞会。当会の大学行事との関わりや取材で意識していることについて、これまで多くの取材をされてきた篠田悠斗さん(政治4)に伺った。


本学の行事のうち主に当会が取材をするのは、5月の成蹊レガッタ、10月の四大学運動競技大会(以下、四大戦)、そして11月の欅祭だ。レガッタは、ゼミやクラブなどが参加する競漕大会で、当会も実際に参加しながら取材をしている。四大戦は成蹊、学習院、成城、武蔵の四大学が合同で開催する運動競技大会だ。体育会の団体のみならず、一般学生や教職員が参加できる種目もあるため、様々な角度から取材を行う。クラブや有志団体の展示や模擬店が多く出展される欅祭では、実際に記者が体験した様子を紹介する記事を書くこともあり、記事も楽しめる取材となることが多いことが特徴だ。


当会はこうした行事だけでなく、部活動の試合も取材する。試合記事では、会場の雰囲気や臨場感を伝えるため、目を離さず各情景を捉えて記録することが必要だ。そのため、試合の写真を撮影する同行者とのコミュニケーションが特に重要である。インタビュー記事でも同様に、同行記者との連携は不可欠となる。質問者や取材メモなど、役割を事前に決めておくことが、重要な発言を逃さないための工夫だという。


篠田さんは「相手方へ取材を受けるメリットをきちんと伝え、丁寧な態度で臨むことが大事だ」と語った。丁寧に向き合い、入念に準備することでまれる臨場感のある記事。今後もスポーツ記事に注目だ。(本間賀子)

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