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夢中になれることを 体育会団体紹介

※「合氣道部」と「水泳部競泳班」は2022年4月号、「漕艇部」は2020年7月号よりそれぞれ情報を更新し再掲載。学生の学年および役職等については、掲載当時の表記を使用している。


▼應援指導部チアリーダー部

ダイナミックな表現が目にも鮮やかなチアリーディング。本学の應援指導部チアリーダー部は、さまざまな場所でパフォーマンスを披露している。同部主将の一山佳保さん(総合経営3)に普段の活動内容を聞いた。

應援指導部チアリーダー部には現在22名が所属。同部の活動は、学内行事でのステージ発表や試合の応援、地域イベントへの参加など多岐にわたる。また、6・12月には大会に出場し、好成績を目指して難易度の高い技にも挑戦している。

練習は月・木曜日を除く週5日、本学の小体育館で行っている。チアリーディングはチームスポーツであり、部員同士の連携が重要だ。そのため、練習では学年関係なく互いに教え合う環境づくりを意識しているという。また、全員で一つの演技を成功させるためには、欠員を出さない努力も必要だ。練習中は怪我をしないよう、細心の注意を払って活動している。チアリーディングのやりがいについて一山さんは「選手や観客に見てもらう中で達成感や満足感を得られること、技を成功させた時にチームの成長を感じられることだ」と語った。

見ている人に元気や笑顔を届けたいと活動する同部。一山さんは「夢中になれるだけでなく、一生の仲間ができ、学生生活が充実する」と話す。大学生活に彩りを添えたい人には、ぜひチアリーディングを勧めたい。(万浪耀)


▼2022 合氣道部

合氣道という名前は知っていても、どのような武道かを知らない人もいるだろう。本学合氣道部副将の青山拓未さん(経済経営3)と部員の友成仁さん(法律2)に活動内容を聞いた。

合氣道には他の武道と異なる点がある。1つ目は、人とむやみに争わないことを理念とし、基本的に試合を行わないという点。2つ目は、技をかける際に強い筋力を必要としない点だ。そのため、性別や体格に関係なく誰でも始めることができる。

現在、男女8人ずつの計16人で活動している同部。所属部員の大半が大学入学後から合氣道を始めたという。稽古は南体育館の2階で実施。月、水、金曜日は部員が一対一で型の反復練習を行う。土曜日には、合氣道開祖の弟子であった師範を招き活動している。師範からは技術や人生論について教えを受けているそうだ。

「人と争わない」という精神性を持つ合氣道は、たしなむ者の心身を成長させる。友成さんは「武道系の部活動は近寄り難いイメージがあるかもしれないが、そんなことはない。気軽に体験にきてほしい」と語った。(鈴木恭輔)


▼2022 水泳部競泳班

本学の敷地内で最北東に位置する北プール。そこには、目標に向かって日々汗を流すスイマーたちがいる。今回は、本学水泳部競泳班主将の白鳥優翔さん(法律3)に話を伺った。

水泳部競泳班は、現在17人で活動している。主な活動場所は本学の北プールと、屋内にある成蹊小学校プールだ。個人練習は平日の5限を使って、週3回以上の参加を原則として行われる。また休日には、月に1度全体練習を実施。泳力を基準に班員を3つのグループに分け、それぞれのレベルに合わせた練習メニューを行うという。

現在、同班の目標は関東学生選手権水泳競技大会の標準記録を全員突破することだ。今年8月の関東学生選手権水泳競技大会では個人種目とリレー種目で結果を出し、更に高みを目指していく。また、秋の四大学運動競技大会も目標の一つで、昨年に引き続き今年も優勝を狙う。

同班の雰囲気は和気あいあいとしていて、学年の壁を越えて部員の仲が良いという。仲間を思いやる意識や、向上心を持つ人が集まっているそうだ。白鳥さんは「競泳班では楽しい学生生活を送れること間違いなし」と話す。興味が湧いた人はぜひプールに足を運んでみてほしい。(万浪耀)


▼2020 漕艇部

毎年、ボートは学内競漕大会(成蹊レガッタ)で親しまれている。しかし、部活動としてはなじみのない人も多いかもしれない。本学漕艇部の活動内容について、主将の渡邊真生さん(経済経営4)に話を伺った。

同部は埼玉県の戸田公園漕艇場で練習を行う。練習は週7日で、そのうち月・金曜日は夜に、木・日曜日は朝に実施している。17人で活動し、例年は漕艇場近くの合宿所で共同生活を送りながら大学へ通っている。貴重な経験である合宿生活には、競技者としてのみならず、人として成長する目的を兼ねている。普段から共に過ごす部員たちは、学年や学部を問わず仲が良い。期末試験前には勉強に励み、互いに教え合うことができるのも良いところだ。

ボートには他の大学スポーツのようなリーグ構成がない。本気で練習を重ねれば、初心者でも頂点に立てるという。同部は成城大、学習院大としのぎを削る三大学対校競漕大会をはじめ、年10回ほど大会に参加している。9月の全日本大学選手権大会での決勝進出を目標に掲げ、戸田公園漕艇場で開催される大会には全て出場。近年は遠征を行うなど精力的に活動している。

渡邊さんは「漕艇部へ入部すれば、最後の学生生活が必ず充実したものになる」とコメントした。勝利を目指して努力する同部で、彼らと共にボートに挑戦してみるのも良いだろう。(田尻那奈海)


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