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2020年7月号 並木道

更新日:2020年11月24日

「Stay Home」が推奨される中、公演ができない演劇業界ではオンラインでさまざまな試みがなされている。離れた場所で芝居をするリモート演劇や、公演映像の配信などだ。私が好きな舞台シリーズでも、5月末に過去作品の一挙無料配信が行われた。期間中は、毎晩特設サイトで映像を見て、ハッシュタグを付けた感想をツイートする。まるで劇場での公演後に感想を語り合うかのように、ファンによるコメントが溢れていた。


アーカイブが残らない形式の配信を視聴するためには、サイトなどの決められた場所に、同じ時間に集まる必要が生じる。リアルとネットの違いがあるが、普段の観劇と行為に大差はない。ただ、劇場に足を運び舞台を見ることは、当たり前ではなかったと気付かされた。本来、住まいも職業も違う人々が集まり空間を共有するのは難しいことだ。コンサートや美術館での展覧会なども同様だろう。共有の場をつくり、人と人とをつなげる文化芸術の役割を、人との関わりを隔てられるこの期間に実感した。


劇場や演劇には、性質上「密」が伴う。稽古時の安全確保や観客を入れる際のリスク管理など、解決すべき課題も多い。劇場への休業要請が解除されても6、7月の公演中止は相次ぎ、多くの舞台が開幕に至っていない。間隔を空けた座席の設置等の対策を取り、劇場での公演へ動き出した座組もあるが、無事に幕を開けるとは言えないのが現状だ。劇場で公演ができない以上、今後は舞台芸術をオンラインで行うことが当たり前になる可能性もある。


しかし、舞台は「ナマ」の芸術だ。自宅での視聴と劇場での観劇は全く異なる体験となる。物語は、現実の空間でこそリアリティを持って観客に訴え掛ける。劇場には音や照明、息遣いなど、その瞬間にしか出会えないかけがえのないものがある。オンラインで作品を見るたびに、劇場に行きたいという思いが募るばかりだ。(小西優花)

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成蹊大学 地震に備えて

首都直下地震の発生は予測できず、学生は大学で被災する可能性もある。災害時に私たちがとるべき行動と本学の防災への取り組みについて、成蹊学園防火・防災対策検討プロジェクトリーダーの藤野裕司財務部長に取材した。 本学では、震度4以上の揺れが予測される場合に大学構内で緊急地震速報を放送されることとなっている。放送が聞こえたら、窓の近くから離れ、ドアを開放して出口の確保をするなど、直ちに揺れへの備えを行う。

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