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押さえておきたい 施設案内

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!本年度は対面授業も段階的に再開される予定です。本学には、授業以外でも活用できる施設がたくさんあることを知っていますか。この施設紹介が、より有意義な学生生活を送る助けになればうれしいです!




▼本館

正門からキャンパスに入ると、赤いれんが張りの本館が正面に見える。構内で最も歴史のある建物の一つで、本学園が池袋から吉祥寺に移転した1924年に竣工した。本学の象徴とされており、その美しい外観から映画やテレビドラマの撮影にも使われている。


開学以来授業棟として使用されていたが、現在では本学を支える部署の集まる本部棟としての役割を担っている。1階西側の学生部は、拾得物の管理や部活動・サークル活動のサポート、奨学金に関する手続きなどを行う。北側に位置するボランティア支援センターでは、コーディネーターへの相談や情報収集が可能。その他にも、アドミッションセンターやサステナビリティ教育研究センターなどが設置されている。


本館中央部の2・3階には、吹き抜けでつながった大講堂があり、半円アーチ型の窓をはじめとする洋風の造りが特徴的だ。広く開放感があるため、講演会やミス成蹊コンテストの会場として使用されている。昨年度に行われた新入生歓迎行事でも、應援指導部チアリーダー部や競技ダンス部の発表場所として用いられた。(大濵百花)


▼情報図書館

情報図書館は約130万点の図書資料を所蔵している。ガラス張りの壁と1階から5階まで続く吹き抜けにより、日差しをたっぷりと取り込めるデザインが目を引く。充実した設備の中でも、冷暖房完備の個室閲覧室「クリスタルキャレル」は、静かな環境で集中できると好評。同じく人気を集めるのが、アトリウムに浮かぶグループ閲覧室「プラネット」だ。こちらは、ゼミや少人数の授業といった複数人での学修を行う際に使用可能だ。


新型コロナウイルスの影響によりキャンパスへの入構が制限された昨年度は、大型本を除く一般図書を自宅へ郵送する無料サービスを実施。インターネットで申し込むことで外出自粛の際も蔵書を借りられ、郵送による返却も条件付き措置で認められる。このサービスは多くの学生に利用され、図書館にサービス継続の声が寄せられるなど大きな反響を呼んだ。


また、自宅学習の際には図書館が契約するオンラインデータベースが有用だ。以前は学内のネットワークからでなければ使用できなかったが、昨年度からは学外でも一部を除き利用可能に。論文やレポートの作成に活躍する辞書、事典や新聞だけでなく「東洋経済デジタルコンテンツライブラリー」など就職活動に役立つサイトにもアクセスできる。覚えておけば、コロナ禍の学生生活で重宝するはずだ。(外山隼也)


▼トラスコンガーデン

本館の東側にあるトラスコンガーデンは、広々としたスペースを持つ人気のカフェテリアだ。学生からは「トラコン」という愛称で親しまれている。憩いの場としてなじみ深いトラコンの歴史は古く、1924年までさかのぼる。屋内運動場として建てられたが、戦時中にはトランシーバーの組み立て作業場だったこともある。戦後は大学小体育館として長らく利用され、2018年の内装改修を経て、現在の姿に生まれ変わった。


建物内には自動販売機、コンビニ、コンビニ内ATMなどが設置されているため、休み時間には多くの学生でにぎわう。テーブル席やソファが多数設置され、大人数を受け入れることが可能だ。また、勉強や待ち合わせに適した窓向きのカウンター席も用意されており、さまざまなシーンで活用できる。


▼1号館

キャンパスの中庭であるアトリオに面した1号館は、4階建ての建物だ。館内には学生相談室や各種センターなどが設けられている。1階にあるキャリア支援センターは、就職活動に関する情報を扱う。求人票やインターンシップ・就職活動の体験談を掲載したサイトの運営、就活準備イベントの企画、公務員試験対策講座の開催などを行う。幅広い業務を通して、学生のキャリア形成を支えている。学年に応じた個別相談も実施されており、一人一人に寄り添ったキャリア教育を1年次から受けることができる。


2階には国際教育センターがある。留学生の手助けを行うバディシステムや多読教育プログラムといった、国際感覚を培う取り組みが実施されている場所だ。1号館の各施設で提供されるサービスは、充実した学生生活を送る上で活用できるだろう。自身に合ったものを選択し、将来に役立ててほしい。(髙田亜美)

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