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編集後記

休み明けで生活リズムが崩れがちな今の時期、自身の睡眠について関心を持つ学生も多いだろう。そこで今回は、「睡眠」について特集した。


アンケート結果によると、半数以上の学生が睡眠に不満を抱えていることが分かった。その原因の一つが睡眠不足であり、十分な睡眠時間がとれていないと感じる学生も多い。理由を聞くと動画視聴やSNSなどの娯楽が挙げられた。電子機器が発するブル―ライトなどの強い光は睡眠に悪影響を与える。今の睡眠に満足できない学生は、寝る前にスマホを見ないようにするだけでも、睡眠の質に変化があるかもしれない。その他にも、睡眠の質はお風呂に入るタイミングや寝具の見直しなどによって改善できる。


寝ている間の現象として外せない「夢」だが、睡眠中の記憶整理との関連は十分に明らかになっていない。しかし私たちが覚えている夢は、直近の記憶と、それと関連の薄い昔の記憶のつなぎ合わせだ。過去の記憶をたどることで、今日見た夢の正体が少しだけ分かるのではないだろうか。


年が明け、心機一転で頑張る気持ちが高まる。しかし、1日のおよそ4分の1を占める睡眠の時間が充実していないことには、良いスタートを切ることができない。まずは自分の睡眠を振り返り、改善することから始めてみてほしい。            (秋田彩夏)

新型コロナウイルスが流行して3年余りが経過した。政府は感染症法上での分類を2類から5類へ引き下げることを決定。これに先立ち、3月からは原則マスクの着用を「個人の判断」に委ねることとした。 岸田文雄首相は卒業式のマスク着用をについて、マスクなしでの参加を基本とする方針を示した。先月中学校や高校を卒業した生徒たちは3年間マスクを着けて学校生活を送ってきた。彼らが少しの間だけでも、お互いの笑顔を見せて式

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