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2022年11月号 並木道

ニュースを見ていると毎年のように「今年は激動の年でした」と耳にするように感じる。以前であれば今年もかと聞き流すところだが、今年は本当に激動の年だと共感する。


2月にはウクライナで戦争が始まり、その影響で小麦や大豆などの価格が上昇。さらに日米金利差の拡大により円安が加速し、水準更新は32年ぶりだそうだ。日々の買い物でも、以前の値段感覚で買えないものが増えたように感じる。


買い物関連の話だと、最近は電子決済を導入する店舗が増加したと思う。チェーン店の大半に加え、個人店でもPayPayであれば使えることが多い。高齢者が多い日本では普及が課題ではあるが、限られた人口で社会を回すためには移行は必然であろう。今後は初心者へのフォローアップビジネスがトレンドになるかもしれない。


こうした激動の社会の中で、私たちができることは限られている。私も現在、自分の就職活動で手いっぱいだが「目の前のことに全力で取り組む」ことを大切にしている。自分の軸を持ちながら目の前の物事に集中することが、自分にとっても、ひいては社会にとっても良い結果につながるだろう。(川船英紀)

先日、カメラのデータを整理していたところ、滋賀県近江八幡市の祭りの写真を見つけた。撮影日は、新型コロナウイルス感染症の流行が本格化する以前のものだった。ユニークな山車を引く地元住民の顔にはマスクがなく、笑顔溢れる様子が写っている。調べてみると、昨年の祭りは中止となり、今年は規模を縮小する形で開催されたようだ。 6月10日、日本政府は新型コロナウイルス感染症の水際対策を緩和。添乗員付きパッケージツア

北京冬季五輪が閉幕して1ヶ月半が経とうとしている。日本人選手の活躍が連日伝えられ、日本は冬季五輪史上最多のメダルを獲得した。今回の大会で私が最も印象に残ったのは、フィギュアスケート男子シングルに出場した羽生結弦選手だ。 羽生選手は4位に終わり、惜しくもメダル獲得には至らなかった。しかし、体が万全でない状態でありながら、前人未到の大技に挑戦する姿は、世界中の人々に勇気と感動を与えた。試合後に彼は「報

11月、3号館と8号館の間の喫煙所、通称「サンパチ」が撤去された。そのしわ寄せで1号館横の喫煙所や、9号館前の喫煙所に人が密集している。11月24 日の午後3時頃、1号館横の喫煙所では16 人の利用が確認できた。授業間の休み時間には人があふれ、ときには喫煙所外で吸う人もいる。 喫煙所の減少には、改正健康増進法(以下改正法)の影響がある。改正法の主な目的は、望まない受動喫煙の防止だ。学校は喫煙所以外

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