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2022年11月号 並木道

ニュースを見ていると毎年のように「今年は激動の年でした」と耳にするように感じる。以前であれば今年もかと聞き流すところだが、今年は本当に激動の年だと共感する。


2月にはウクライナで戦争が始まり、その影響で小麦や大豆などの価格が上昇。さらに日米金利差の拡大により円安が加速し、水準更新は32年ぶりだそうだ。日々の買い物でも、以前の値段感覚で買えないものが増えたように感じる。


買い物関連の話だと、最近は電子決済を導入する店舗が増加したと思う。チェーン店の大半に加え、個人店でもPayPayであれば使えることが多い。高齢者が多い日本では普及が課題ではあるが、限られた人口で社会を回すためには移行は必然であろう。今後は初心者へのフォローアップビジネスがトレンドになるかもしれない。


こうした激動の社会の中で、私たちができることは限られている。私も現在、自分の就職活動で手いっぱいだが「目の前のことに全力で取り組む」ことを大切にしている。自分の軸を持ちながら目の前の物事に集中することが、自分にとっても、ひいては社会にとっても良い結果につながるだろう。(川船英紀)

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2024年7月号並木道

私には舞台俳優を生業としている友人がいる。普段はおとなしい性格の彼だが、舞台上では一変して過激な役を演じることもある。日常生活では見られない一面を知ることができるため、私は彼の芝居が大好きだ。たとえ舞台上で他の誰かを演じていたとしても、演技からは俳優の「自分らしさ」が感じら...

2024年4月号 並木道

ザ・ビートルズの「Nowhere Man(邦題:ひとりぼっちのあいつ)」という曲について、興味深い話を聞いたことがある。「Nowhere Man」という題には、「Now here Man」と区切る場所によって意味も変わる言葉遊びが意図されている、という。「居場所のない人」か...

2023年11月号 並木道

投げかけられた問いに対し、人と見粉う答えを返す生成AI。米OpenAI社が提供しているChatGPT をはじめ、世界のテック企業がその開発に注力している。産業革命以来の大変革期とも言われている現代において、私たちは技術とどのように共存すべきだろうか。...

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