2021年度就職率96.5% 選考早期化が加速

キャリア支援センターが、2021年度卒業生の就職状況を明らかにした。2021年度の就職率は96.5%と、2020年度から0.2ポイント微増。一部の企業が新型コロナウイルス感染症の影響で抑制していた採用活動を再開させたことで、本学学生の就職率も高水準を維持した。


2021年度は就職希望者1554人に対し、96.5%(0.2ポイント増)に当たる1499人が就職した。就職率を学部別に見ると、経済学部が96.6%(0.6ポイント減)、法学部が95.1%(0.8ポイント増)、文学部が95.8%(1.9ポイント減)、理工学部が99.3%

(3.3ポイント増)だった。 ※()は2020年度比

▼主な就職先

文系男子は東京特別区(Ⅰ類)が最多の5人。埼玉県教育委員会と三菱電機ビルソリューションズが各4人と続いた。文系女子は明治安田生命保険が8人と最多で、東京特別区(Ⅰ類)が6人、東急コミュニティーと他1社が各4人だった。理工学部と大学院理工学研究科はSCSK、NTTデータ・アイ、第一生命情報システムと他2社が各5人で最多だった。


業種別に分析すると、2021年度は2020年度と比べ、文理問わず全ての学部でサービス業の割合が増加した。また、例年通り理系ではIT業界への就職が群を抜いて多いが、近年は文系であってもIT業界を選ぶ学生が一定数見られる。


▼2021年度の就活市場の分析

2020年度以降、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い説明会やインターンシップ、面接がオンライン化するなど、採用活動は大きく変容した。2021年度も感染状況は収束せず、この新しい様式は継続された。しかし、2年目のコロナ禍ということもあり、企業と学生の双方にコロナ禍初年度のような大きな混乱は見られなかったという。


こうした状況を踏まえ、キャリア支援センターはweb会議ツールを用いた説明会や面接が定着し、感染の終息後も多くの企業で利用され続けると見ている。説明会や面接に使用する会場の用意といった負担の軽減、遠方にいる学生からの応募など、企業側に多くの利点があったからだ。また、学生側も移動時間や交通費の負担が軽減されたことで企業選びの選択肢が広がった。


そして、2021年度は採用選考の早期化が一層進んだ。以前は政府が要請する採用活動の日程に従うことの多かった大企業も、人手不足の問題や学生側の早期の就職活動に伴い、優秀な人材を囲い込むため選考を前倒しにするようになった。


▼キャリア支援センターより

人気や志望度の高い企業の内定を得るためには、早い時期から動き始めることが必要だ。通常、インターンシップの募集は3年生の前期から始まる。また、本学の学生はインターンシップに応募する社数が他大学の学生に比べて少ない傾向にあるという。キャリア支援センターの浅香啓主査は「選考早期化の流れの中で、当然第一希望の企業も選考が早い可能性がある。場数を増やし、力を十分に発揮できるようにしてほしい」と話す。


キャリア支援センターは就職活動を行う学生に向けたさまざまな支援に取り組んでいる。SEIKEI UniCareerでは、個別相談とイベントの申し込み、求人情報の検索が可能だ。さらに、主に昼休みにZoomを用いて開催される「キャリセンLIVE」では、その時期に必要な情報を得ることができる。そして毎年4月には、就職活動全般の情報がまとめられたCAREER HANDBOOKが3年生の自宅へ配送。就職活動を進める際にはこうしたものを活用してほしいという。同センターの本郷有充事務長は「就職活動に関する漠然とした疑問であっても構わない。相談員も増員したので、気軽に面談を予約してほしい」と話した。(中西幸太)

6月20日、本学とNHKが共同で主催する「SDGsインタラクティブ」が開催された。本講演は、NHK・SDGsキャンペーンと連動し、番組として収録もされている。都市環境デザイナーである三谷繭子氏が講師を務め、「住み続けられるまちづくり」について講演を行った。 本学では、サステナビリティ教育研究の一環としてSDGsを意識した活動を行っている。NHKとの話し合いにより、今回はSDGsの17の目標のうち、

2022年度前期より、6号館3階と5階にあるコミュニケーション・ラボの利用が再開された。コミュニケーション・ラボとは、学生によるグループワークを目的とした施設だ。コロナ禍前は、丸の内ビジネス研修(MBT)やゼミの発表準備などで使用されていた。学生同士の会話は、時にその話し声が周りの迷惑になることがある。そのため、周囲を気にせず自由に会話や共同作業ができる空間が設置されている。 コミュニケーション・