老舗から新店舗まで 吉祥寺の店紹介

本学では今年度から本格的に対面授業が再開し、吉祥寺の街に出かける機会も増えたのではないだろうか。そこで今回は、テレビ東京系列で放送されていたドラマと連動した、同局公式YouTubeチャンネルの特別企画「吉祥寺ウォーカーズ」に登場した店舗を紹介する。


▼KIKICHA TOKYO

2016年、 吉祥寺にオープンした台湾茶専門店「KIKICHA TOKYO」。今回は同店オーナーの松原嘉辰さんに、店舗のルーツや台湾で人気を博す台湾茶の魅力を伺った。


台湾に留学した際、日本の人にも気軽に台湾茶を楽しんでほしいと思い、開業を決意したという松原さん。台湾で修行を積んだ経験もあり、店舗で提供する台湾茶の味は本場仕込みだ。店内はランタンで明るく彩られ、誰でも気軽に入店できる雰囲気が作られている。また、台湾で実際に放送しているラジオ番組を流しているため、現地に訪れた気分を味わうことができる。

台湾茶の中でも、茶葉を半発酵させることでできる台湾烏龍茶は香りが良いのが特徴だ。特に同店で使用している茶葉は高山烏龍茶といい、標高が高い山で生産されることによって、より香りが凝縮されているという。また、ストレートティー、フルーツティー、ミルクティーなど多種多様な飲み方ができるのも人気の理由だ。台湾茶の他にも、胡椒餅や豆花(トウファ)などの台湾料理も取り扱っている。

胡椒餅は豚肉とネギをパイ生地で包み込んだ食べ物で、サクッとした食感を楽しめる。豆花は、豆乳プリンの上に色とりどりの具材を乗せてジャスミン茶のシロップをかけた人気のスイーツだ。


台湾の飲み物と聞くとタピオカティーの印象が強いかもしれない。しかし、この店舗でしか感じられない台湾茶の魅力がある。ぜひ一度足を運んでみてほしい。(佐藤樹)


▼姫乃杏仁

現代の日本にはさまざまなスイーツがある。中でも杏仁豆腐は、昔から日本人に愛されてきた。今回はそんな杏仁豆腐を販売する「姫乃杏仁 吉祥寺本店」店長の仲川さんに取材した。


杏仁豆腐に着目した理由は、はやり廃りが無く長い間親しまれるスイーツを販売したいとの思いからだ。姫乃杏仁では高級杏仁豆腐にこだわっており、口当たりの滑らかさや、重ためでもっちりとした食感を重視している。また、同店はいたるところに「和」のコンセプトを取り入れている。内装やロゴのデザインをはじめとして、包装紙には和紙を用い、国産の果物を素材に多く使うなどのこだわりを持つ。


同店はオープンが昨年の7月7日だったことから、七夕をモチーフにした商品を多く取り扱っている。特にプレーン味の「織姫杏仁」とチョコ味の「彦星杏仁」は、初めて来店した人に人気だ。仲川さんの一押しする商品は「飲む杏仁豆腐」だという。上層はソフトクリーム、中間層は生クリームと豆乳で作られた杏仁豆腐、下層はシェイクで構成された逸品だ。ずっしりとして見えるが、豆乳で作られているため飲みやすく、三層になっていることで最後まで楽しんで飲むことができる。

 

杏仁豆腐は性別や年齢を問わず全ての人が楽しめるスイーツだ。仲川さんは地域の人に愛される店を目指している。今後も消費者の意見を取り入れ、旬のフルーツを使ったものなどの新メニューを増やしていきたいと語った。暑さが本格化する夏期休業期間。たまには腰を下ろし、和のスイーツを楽しむのはいかがだろうか。(掛札若奈)


▼塚田水産

吉祥寺ダイヤ街の一画に店を構える塚田水産は、今年で創業76年になる有名店だ。主にさつま揚げやおでん種といった練り物製品の製造・販売を行っている。年末の繁忙期には1日で約1万個売れることもあるという。


同店の看板商品は製法にこだわったさつま揚げだ。一般のものと比べて水やでんぷんの量を抑えて製造しているため、魚本来の風味や食感を楽しむことができる。また、鍋料理やおでんとして長時間煮込んでも煮崩れせず、コシが残る仕上がりとなっている。そのおいしさが評判となり、過去には成蹊小学校の給食に同店のさつま揚げが出されたこともあったそうだ。大学生向けの商品としては、海産物や野菜が入った練り物を揚げた「吉祥寺揚げ」がおすすめ。揚げ物ならではのボリュームに加えて、高級感のある魚本来の旨味が食欲をそそる一品だ。

 

店舗に立ち寄った際には、店先に置かれたブラックボードにも注目したい。ボードには時事ネタや豆知識が日替わりで書かれており、内容は連日同店のTwitterでも公開されている。この取り組みは緊急事態宣言により遠のいた客足を取り戻すために始めたもので、最初の公開からもうすぐ700日目を迎える。実際に店の知名度向上に貢献しており、販促としての効果

が出ているという。


3代目社長である塚田亮さんは「おでんは1人で食べるというより、みんなで食べるもの。楽しい食事の手助けとなるよう、店を続けていく」と語った。商品の種類も豊富で学生向けの惣菜も店に並ぶ。ぜひこの機会に訪れてはどうだろうか。(外山隼也)

6月20日、本学とNHKが共同で主催する「SDGsインタラクティブ」が開催された。本講演は、NHK・SDGsキャンペーンと連動し、番組として収録もされている。都市環境デザイナーである三谷繭子氏が講師を務め、「住み続けられるまちづくり」について講演を行った。 本学では、サステナビリティ教育研究の一環としてSDGsを意識した活動を行っている。NHKとの話し合いにより、今回はSDGsの17の目標のうち、