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成蹊大学新聞会

祭り特集 編集後記

コロナ禍では密を防ぐために祭りを開催できず、私たちは風物詩のない夏を経験することになった。そこで今回は、本格的に再開した日本の伝統である「祭り」を特集した。


祭りの参加経験が少ない私のように、祭りへ積極的に参加する人は多くないだろう。祭りは人々のつながりを強める力がある。祭りに参加することで、新たな発見があるかもしれない。


そんな祭りが今、危機に直面している。祭りを含め、伝統的な芸能や産業は、担い手不足による問題が深刻だ。継承していくためには変化が求められる。伝統的な印象を持つ祭りは、実はその形を時代とともに変容してきた。旧来の形に執着し、継承できずに無くなってしまうのは本末転倒である。地域で話し合い、納得できる変容の合意点を見つけることが必要ではないか。


夏期休業期間には有名な祭りが多数開催される。祭りを通して伝統を感じ、夏を楽しもうと思う。(新渡戸常明)

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