現代の消費特集 編集後記

私たちは生活を営むにあたって、日々さまざまな消費行動をとる。近年は特にインターネットの普及によって、購入までの過程や手段が変化してきている。今回は、現代における消費について特集した。


本学学生を対象にしたアンケートでは、インターネット上の情報を参考に商品を購入するという回答が多く見られた。インターネットが消費に与える影響の大きさが改めて分かる。口コミや広告などを通して商品の情報が広がるSNSは、企業の販売活動にとって追い風となっている。また、経済への不安や社会問題に対する意識は、消費についての価値観に表れる。Z世代の人々の消費傾向や、モノを所有せずに共有するサービスの発展はその一例だ。しかし、このように消費行動が多様化する一方で、留意すべき点もある。購入時には、フェアトレード商品や地域の商品にも目を向けてみてほしい。インターネット通販に関するトラブルに遭う可能性に備え、知識を身に付けておく必要もある。


消費の形態の変化やその背景、留意点を知ることで、消費者である私たちが持つ影響力の強さを再認識できた。現代ではインターネットを通して個人の発言力が大きくなっており、それに伴い消費の在り方も転換点を迎えている。これからの消費をつくるのは、私たち消費者に他ならない。(新野まどか)

所有資産を共有する経済モデルである、シェアリングエコノミーが注目を集めている。このモデルが生まれた背景やメリットについて、シェアリングエコノミー協会公認アンバサダーの和田正輝さん、山岸智也さん、中山珠緒さんに取材した。 シェアリングエコノミーは、個人のスキルや資産などを、インターネット上のプラットフォームを介して個人間で共有することを指す。現在、空間・移動手段・モノ・スキル・お金の5つの分野を中心