準硬式野球 投手奮闘に打線応える リーグ優勝

9月13日から10月31日にかけて、2021年度東都大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦(4部)が行われた。本学は3試合をコールド勝ちし、5勝0敗で優勝。守備では先発投手が完封、打線では本塁打が出るなど、攻守にわたり圧倒的な強さを見せた。


▼対東京農業大戦

《試合結果》

◯6-0 対東京農業大


10月10日、東京都立大学グラウンドにて対東京農業大戦が行われた。順位決定戦に持ち越すことなくリーグ優勝を果たすためには、今シーズンの残り3試合全てで勝ち星を上げることが求められる。優勝と3部リーグへの入替戦出場の権利獲得に向け、負けられない一戦だ。


本学の先発投手は河合功治(経済経営3)。初回、二回と三者凡退に退ける上々の立ち上がりを見せる。三回は先頭打者に四球を許すも捕手が盗塁を刺し、無失点に抑える。一方、本学の打線は左腕の相手投手に苦戦する。両者得点のない締まった試合展開となった。


続く四回表、本学は一死から2つの四球で一、二塁の好機を得る。しかし、後続が倒れ先制点には至らなかった。その裏、一死満塁の場面を迎えるも、河合が二者連続の三振を奪って窮地を切り抜けた。その後は六、七回を完全に抑え、相手に付け入る隙を与えない。一方の打線は五回以降、再三走者を出したがチャンスをものにできなかった。七回終了時点で0-0、試合は白熱した投手戦となった。


八回表には、先頭打者が左前打で出塁すると、相手の失策などで一死満塁となる。ここで中山翔夢(法律2)が三塁手の横をしぶとく抜ける2点適時打を放ち、待望の先制点を挙げる。八回裏も河合が三者凡退に抑え、この回で降板。スライダーが冴えわたり、8イニングを1安打無失点と完璧な投球内容で終えた。九回表、山田純也(経済経営3)の右前打と盗塁で無死二塁の状況をつくると、続く西村達紀(日本文4)が右前適時打を打ち、山田がホームイン。その後も四球などで無死満塁の好機を演出すると、相手のエラーで2点を加える。さらに二死二、三塁となり、相手のバッテリーエラーで三塁走者が生還する。本学はこの回に4点をもぎ取った。九回裏は本学のクローザーが相手打線を3人で片付け、6-0で試合を締めくくった。


試合後、主将の峯部大地(経済経営3)は「投手が八回まで無失点でよく頑張ってくれた。最後に打線が応えることができて良かった」と河合をねぎらった。本学はこの試合で開幕から3連勝を飾った。(中西幸太)


▼総評

昨年度の秋季リーグ戦を全体1位で終えた本学準硬式野球部。今シーズンも初戦から順調に白星を重ねてきた。その勢いのまま、本学はリーグ優勝を懸け試合に挑んだ。


対東京農業大戦は両チームの粘り強さが散見する展開に。序盤、中盤と硬直した状況が続く中、相手のエラーが絡みチャンスを得た八回表。2点タイムリーヒットで先制点を奪取し、投手戦からの均衡を破った。相手の攻撃を手堅く守り切った本学は、続く九回でも連続得点。これが決定打となり、勝利を収めた。


この試合へ向けた戦略は、打者と相手投手の一対一ではなく、ランナーを加えた複数対一で挑み、プレッシャーをかけるというものだ。実戦においてはけん制の回数が前試合より増加。チーム全体で作戦を共有しており、試合は優位に進んだ。さらに選手たちはスイングスピードを上げるため、バッティング練習の機会を増やし、スイング数を確保した。試合では七回まで攻めあぐねる展開にはなったが、練習が終盤の連続ヒットにつながった。今回の勝利は、日々の努力の証と言える。


全体を通し、ロースコアで緊張感が張り詰める戦いとなった対東京農業大戦。投手陣の粘り強い投球と、打撃陣の後半の追い上げが勝敗を左右した。同部は今回のリーグ戦を全勝で終え、2年連続リーグ優勝を果たした。目標の3部昇格はもう目前まで迫っている。(田尻那奈海)

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