top of page
執筆者の写真成蹊大学新聞会

気軽な雰囲気で人気 ボードゲーム会

新型コロナウイルスによる制限が緩和され通常の学生生活が戻る中、新しいサークルが人気を集めている。それは今年の4月に発足したばかりの成蹊ボードゲーム会だ。SNSでの宣伝を中心に注目を集め、現在は100人以上もの部員が所属している。


立ち上げたのはサークル長を務めている畑佐優斗さん(物質生命2)。もとよりボードゲームやパズルゲームが好きだった畑佐さんは、大学でもそれらを楽しめる場を作れないかと考えた。そこで、授業で知り合った友人らと同サークルの設立を計画したという。届出団体設立には、活動時に感染対策を行えることを示す必要があるなど苦労も多い。学生部の担当者と相談を重ね、目標としていた4月に無事発足させることができた。畑佐さんは発足後もサークル全体の管理や複数のSNSの運営など、精力的に活動を続けている。


主な活動は週に2回、学内の第3学生食堂で自由にゲームをしている。他にも月に1度レンタルスペースなどに集まり、あらかじめ決めたゲームで遊ぶ企画を行っている。また、将来的には欅祭への出店や合宿といったイベントを行うなど、活動の幅を広げていきたいとのことだ。


同サークルは参加ハードルの低さを大切にしている。目指すのは放課後に友達と遊ぶような、気軽に集まれる空間だ。この雰囲気が入部希望者を引きつける一因なのだろう。大学はやりたいことに挑戦できる場所だ。畑佐さんのように、目標のために行動を起こすのも良いかもしれない。(勝見季紘)

0件のコメント

物事の判断力を養う 読書の意義

古くから人々の娯楽であり、知識を得る手段でもある読書。大学生が読書をすることにはどのような意義があるのだろうか。本学文学部日本文学科の大橋崇行教授にお話を伺った。 大橋教授は「情報を確かめる力は、読書でしか得られない」と話す。現代ではさまざまな情報を得ることができる一方で、...

Comments


bottom of page