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日本に根付く 祭りの文化

▼祭りという文化


祭りの語源は「神にたて“まつる”」と考えられている。そのため、日本において祭りは神をもてなすために始まったと推測される。

現代日本の祭りには、アニミズム的な価値観を持つ神道が根底にある。加えて、飛鳥時代に伝来したとされる仏教などさまざまな信仰や考え方が祭りに影響を与え、形成している。

その中でも、日本神話が祭りという文化に与える影響は大きい。例えば、祭事の際、神前で執り行われる「神楽」は日本神話における「天岩戸伝説」が起源となっている。この神話は須佐之男命に対して怒り、天岩戸に引きこもってしまった天照大神に岩戸から出てきてもらうために、天鈿女命がその前で踊ったという伝承だ。

神話が神楽の起源となったように、神代から脈々と受け継がれてきたこの文化を、祭事を通じて学ぶことは普段の生活と一味違ったものとなるだろう。夏休みの期間に地元や全国の祭りを訪れ、私たちのルーツに思いをはせてみるのはどうだろうか。


▼祇園とねぶた

▼祇園祭


祇園祭は7月に行われる京都の祭りで、その開催期間は1ヶ月にも及ぶ。多い日には30万人以上の観光客が訪れるという祇園祭。平安時代から千年以上続くこの祭りは、全国の祭りに影響を与えており、各地の夏祭りの起源となっている。そのため、全国の夏祭りには祇園祭と同様に、疫病などの災いを鎮め、悪霊を追い払うという目的のものが多い。


▼ねぶた祭

青森県内では各地で「ねぶた祭」と呼ばれる祭りが行われている。この祭りは、睡魔を払うことや死者を供養するために始まったとされている。紙と木によって作られたねぶたには、人形型と扇型と呼ばれる2種類が存在しており、どちらも非常に迫力がある特徴的な姿をしている。近年はアニメなどとのコラボも盛んだ。(清水翔太)


≪参考文献≫

『日本の祭り解剖図鑑:その起源と日本人の信仰がマルわかり』(久保田裕道、エクスナレッジ、2018年)

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成蹊大学 地震に備えて

首都直下地震の発生は予測できず、学生は大学で被災する可能性もある。災害時に私たちがとるべき行動と本学の防災への取り組みについて、成蹊学園防火・防災対策検討プロジェクトリーダーの藤野裕司財務部長に取材した。 本学では、震度4以上の揺れが予測される場合に大学構内で緊急地震速報を放送されることとなっている。放送が聞こえたら、窓の近くから離れ、ドアを開放して出口の確保をするなど、直ちに揺れへの備えを行う。

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