10月23日、本学で新入生歓迎行事が行われた。体育館と小体育館では、体育会本部が新入生向けのスポーツイベントを開催。体育会本部の伊藤梨乃さん(経済経営2)と砂川桂一郎さん(経済経営2)に本イベントの目的を伺った。
本年度は新型コロナウイルスの流行により新入生歓迎会が中止。さらに、四大学運動競技大会や学内競漕大会(成蹊レガッタ)などのイベントも行えず、多くの授業がオンラインでの開講となった。これを受け、体育会本部はスポーツイベントを企画。機会の少なくなっていた、学部を越えた交流を行うのが狙いだ。
実施されたのはアルティメット、ボッチャ、バドミントンの3種目。個人差や男女差が生じにくいため、誰もが参加しやすい。3密の回避と、マスクを着用して運動することにも配慮した。また、情報発信のためにSEIKEI PORTALへの掲示のほか、新入生ウェルカムデーで体育会本部LINE公式アカウントのQRコードを配布。本イベントに関する情報を配信した。イベント当日には50人ほどの新入生が参加し、交流している姿も多く見られた。
訪れた新入生は「ボッチャはコミュニケーションが重要な競技なので、みんなと協力することで仲良くなれた」と話す。1年生の交流が困難な状況は続くが、体育会本部は今後もイベントを企画する予定だ。その際には気軽に参加してほしいと伊藤さんは語った。(中川太智)
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