top of page
成蹊大学新聞会

多彩な技で魅了 スケートボード

来年の東京五輪から正式種目に採用されるスケートボード。その魅力について、関連用品の販売を行う「インスタント吉祥寺ストア」の吉田智さんに取材した。


スケートボードは車輪の付いたボードに乗り、技の難度や高さ、スピードを競うスポーツだ。東京五輪では、街中を再現したコースを滑る「ストリート」と、くぼ地状の曲線的で複雑なコースを滑る「パーク」の2種目が行われる。


スケートボードの魅力は多彩な技と芸術性にある。技のオリジナリティーも評価対象であるため、各選手の滑りには個性が出てくるという。観戦する際にはボードの動きに注目すると、プロ選手の技の豊富さが感じられる。また、大会では選手たちの個性溢れるファッションやカラフルなボードも見て取れる。服装や用具に関する規定が少ないこの競技ならではの楽しみだろう。


これまで日本にはスケートボードをできる場所が少なかったが、近年は専用のスケートパークが増え、身近なスポーツになりつつある。しかし、依然として競技人口は少ないままだ。認知度をさらに上げていくことが今後の課題だという。


ボードで宙を舞う姿に魅せられ、スケートボードを始めた吉田さん。東京五輪をきっかけに、多くの人に魅力を知ってもらいたいと期待を寄せる。スケートボードがより身近な存在になる日は近い。(三瓶純一)


競技の魅力を語った吉田さん

0件のコメント

物事の判断力を養う 読書の意義

古くから人々の娯楽であり、知識を得る手段でもある読書。大学生が読書をすることにはどのような意義があるのだろうか。本学文学部日本文学科の大橋崇行教授にお話を伺った。 大橋教授は「情報を確かめる力は、読書でしか得られない」と話す。現代ではさまざまな情報を得ることができる一方で、...

Comments


bottom of page