国家資格取得 旅行経験生かし

現在、旅行は感染症対策を徹底した上で再開されつつあり、旅行業界も盛り上がりを見せ始めている。そんな旅行業界の中には「国内旅行業務取扱管理者」という国家資格がある。この資格を取得したのが杉山響さん(法律4)だ。


同資格は、国内旅行についての業務を行う営業所で、取引や旅行の安全性などの管理や監督をすることを目的に作られている。特に旅行計画の作成や運賃の計算、送迎バスの手配などでは責任者となる。試験の科目は「旅行業法及びこれに基づく命令」「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」「国内旅行実務」の3つだ。この3つの科目全てにおいて100点中60点を取得することで合格となる。合格率は約4割だ。


杉山さんは、スーパーマーケットに置かれた通信講座のチラシでこの資格の存在を知った。試しに過去問題を解いたところ手応えを感じ、受験を決めた。試験科目の中でも最も難しいとされるのは「国内旅行実務」だが、杉山さんは昔からよく家族旅行や一人旅に行っており、この経験が合格につながったという。日本全国の地理や観光地の名称と位置などを知っていたため取得に有利に働いた。雑誌を読むことだけにとどまらず、自分の目と足を使って観光地の地理や景色を頭の中に入れることが、合格への近道だったと話す。


杉山さんの就職先は旅行業界の企業ではない。しかし、ゼミ合宿や入社後の社員旅行のコーディネートを担うことで、周りの人と旅行を計画する際のサポートを行いたいという。そして、将来は転職や起業を行い、旅行会社で自分の企画したツアープランを販売したいと考えている。コロナ禍においては生活の制限が多いが、今自分にできることを探して実行することで、一生役に立つ力を得るチャンスとなる。(永松由衣)

6月20日、本学とNHKが共同で主催する「SDGsインタラクティブ」が開催された。本講演は、NHK・SDGsキャンペーンと連動し、番組として収録もされている。都市環境デザイナーである三谷繭子氏が講師を務め、「住み続けられるまちづくり」について講演を行った。 本学では、サステナビリティ教育研究の一環としてSDGsを意識した活動を行っている。NHKとの話し合いにより、今回はSDGsの17の目標のうち、