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成蹊大学新聞会

人とつながり成長を 体育会団体紹介

▼馬術部

近頃「ウマ」に注目が集まっているのをご存じだろうか。本学にも馬術部が存在し、部員たちは現在3頭の馬と生活を共にしている。活動内容を吉田夕真さん(日本文3)に語ってもらった。


馬術競技には馬場馬術と障害馬術の2種類があり、年に3回大会に参加している。馬場馬術では決められたコースを歩く美しさを、障害馬術では障害物を飛び越えるタイムを競う。吉田さんは、初めて障害物を飛んだ時の感動は忘れられないと振り返る。また、同部の魅力は動物と触れ合えることだ。普段は馬の運動や餌やり、手入れなどの世話を14人の部員でシフトを組んで行っている。部員で一緒に過ごす時間が長いため、互いを家族のように感じているという。


今後は、地域に貢献し馬術の知名度向上と活性化に力を入れていく。その一歩として3月には、公益財団法人武蔵野生涯学習振興事業団と協力し、小学生向けの乗馬体験を行った。例年行う桜祭や欅祭での乗馬体験に加え、本年度も実施する予定だ。馬と触れ合うことが、人と人とのつながりを生んでいる。(秋田彩夏)


▼ゴルフ部

近年、若い選手の活躍が目立つゴルフ。本学ゴルフ部の部員たちも日々練習に励んでいる。そこで、主将の布施龍さん(経済経営4)に同部の活動について聞いた。


活動日は、火曜日と木曜日、土曜日。火曜日と木曜日は約2時間の打ちっぱなし練習、土曜日は打ちっぱなし練習と9ホールのコース練習に取り組んでいる。また、合宿を年に数回実施。夏と冬の全体合宿に加え、代表選考を兼ねた合宿や新入部員向けの強化合宿もある。団体戦形式の春と秋のリーグ戦や、個人戦形式の関東学生ゴルフ選手権予選会、朝日杯に向けて鍛錬を重ねている。


同部の特徴は、団体練習に多くの時間を割いていることだ。大学からゴルフを始めた人が大半だが、互いに教え合い、技術を高めることができる。また、ゴルフの上達には技術練習だけではなくメンタルの管理も欠かせない。うまくいかない時に動揺せず、気持ちを切り替えられるかどうかで試合結果も大きく変わる。布施さんは「同部の活動を通して、他人との協調性や社会でのマナーを身に付けることができる」と語った。(篠田悠斗)


▼自動車部

大学入学後、運転免許を取得する学生も多い。自動車は交通手段の一つであると同時に、趣味や競技としての側面も持つ。本学においても大学体育館の裏にあるガレージで、自動車の整備に汗を流す学生たちがいる。今回は彼らの所属する自動車部を取材した。


同部は、年に2回参加する軽自動車耐久レースでの完走を目指し、日々活動している。このレースではサーキットを5時間走行し、その周回数で順位が決まる。昨年は車両の部品がレース中に破損したため、途中棄権となった。副部長の楯谷慶氏さん(政治3)は、今年の8月に行われる同レースでは、絶対に完走したいと意気込む。


普段は主に自動車の整備を行う。特にレース用の自動車には、耐久性向上や軽量化のために大掛かりな整備が必要だ。複雑で大変な作業だが、成功した時は達成感がある。また、部でドライブをすると、行く先で他大学の自動車部の学生に出会うことが多い。他大学の走行会に誘われることもあり、交流の輪が広がる。楯谷さんは、車好きの仲間との会話や整備が楽しいと語る。車好きの学生は彼らのガレージを訪れてはいかがだろうか。(三瓶純一)

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