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執筆者の写真成蹊大学新聞会

ラグビー 攻撃力に欠け大差の黒星


《試合結果》

●7―53 対青山学院大


6月5日、青山学院大学緑ヶ丘グラウンドにて第11回関東大学春季交流大会が開催された。Cグループの本学はここまで1勝2敗。同じく1勝2敗の青山学院大と3年ぶりに対峙した。


試合は本学のキックオフで始まった。試合開始から本学はFWとBKの連携のとれた守備でトライを許さない。前半12分には自陣ゴールライン前まで迫られるも、スクラムで相手からボールを奪取。パスを受けたFB石原幸亞(法律3)がロングキックで前線へ蹴り出し相手の猛攻を防いだ。しかし前半19分、右サイドから守備を崩されて先制点を許してしまう。相手優勢の流れが続く中、前半34分には本学がペナルティーキックのチャンスを得る。ドロップゴールでの得点を狙ったが、蹴ったボールは惜しくもゴールポストに当たり失敗。苦しい展開が続いた本学は、前半終了時点で0―33と点差を大きく離された。


後半戦では、相手ディフェンスに阻まれるも負けじと得点を狙う。後半4分、ここまで得点の無い本学はランでの攻撃に打って出る。相手守備陣の強烈なタックルに苦戦するも、ボー

ルを死守して少しずつ戦線を上げていく。最後は左サイドから走り込んできたWTB松田彩(総合経営2)が執念のトライを成功。続く石原もコンバージョンキックを決め、7点を獲得した。この勢いに乗りたい本学だったが、その後も相手に連続トライを決められてしまう。最後まで形勢を変えることができず、7―53で黒星となった。


試合後、主将の伊藤大吉(システム4)は「悔しい結果だったが、1年生の活躍もありチーム全体が成長できた」とコメントした。試合への姿勢と攻撃時の集中力を今後の課題に挙げる同部。次の試合に向け、士気を高めるラグビー部のこれからの活躍に期待したい。

(川船英紀)

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