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活気戻った欅祭 華やかに

第61回欅祭が11月19日、20日に開催された。今年のテーマは「華」。飲食を伴う屋台が復活するなど欅祭に活気が戻ってきた。本記事では3年ぶりの実施となった馬術部の企画をはじめ、華やかさをもたらしたミス成蹊インタビューを通じて欅祭を振り返る。


▼乗馬・エサやり体験

本学北東に位置する馬場では、馬術部による乗馬体験と馬へのエサやり体験が開催。完全予約制で行われた乗馬体験は連日盛況で、エサやり体験も特に家族連れから人気のイベントとなった。子どもたちを中心に、会場は訪れた人々が馬との触れ合いを満喫する姿であふれた。

 

実際にエサやり体験をした参加者によると、馬場では常に馬が前脚で小屋の扉をたたく音や、いななきが響いていたという。その上「かまれないように注意」の張り紙があったことから、最初は物おじして馬と距離を取り過ぎてしまったそうだ。だが、ニンジンを馬の口に運んでいるうちに視線が合うようになり、心を通わせた気分になったという。普段接する機会の少ない馬との交流は良い思い出になっただろう。

 

また、会場では使わなくなった蹄鉄の販売も実施。蹄鉄はひづめに7本の釘を使用して打ち付けるため、ラッキー7で縁起が良いとされる。上向きに飾ると幸運がたまり、下向きに飾ると厄よけになる言い伝えがあるそうだ。

 

馬場には本学学生に限らず多くの人が足を運び、馬とのコミュニケーションを楽しんだ。

3年ぶりに対面で実施された馬術部の催しは大勢からの関心を集めた。来年も開催されることを心待ちにしたい。                         (星野佑奈)


▼ハーバリウムボールペン

8号館404教室では、北川ゼミ第4班による「Atelier fleur-ハーバリウムペン-」が開催。来場者はペンの中に花やビーズが入った「ハーバリウムボールペン」を作製することができる。会場内の各テーブルでは、学生同士や家族で会話をしながらペン作りを楽しむ姿が見られた。体験料金は450円。企画した学生の作品も同じ値段で販売しており、受付横にはカラフルなボールペンが多数並んでいた。会場の様子を見学し、参加者に感想を聞いた。


まず参加者はペンの色と軸に使うパーツを選ぶ。ペン作りにおいて重要となるのは透明な軸に何を入れるかだ。オリジナリティーを出す鍵になるため、パーツ選びに時間をかける人が多かった。次に軸にオイルを注ぎ、ピンセットでパーツを入れていく。自分のイメージ通りの仕上がりにするには慎重に作業を行う必要があり、苦戦する人も時折見られた。その後、担当の学生がふた閉めを行って完成。体験者は出来上がったペンを楽しそうに見せ合っていた。


体験を終えた参加者は「パーツを選ぶ工程が難しかったが、それを考えることが楽しかった」と語った。世界に一つだけのオリジナルボールペンは、きっと参加者たちの宝物になったはずだ。                              (三瓶純一)


▼宝石せっけん

北川ゼミ第2班の体験企画「宝石のせっけん屋さん」が3号館404教室で行われた。同企画では、キラキラとした見た目の「宝石せっけん」をインテリア用にカットする体験会を実施。親子連れからも人気の高かったこの企画に、実際に記者が参加した。



体験に用いるのは、学生自らが製作した円柱型で半透明のせっけんだ。その中から好きな色のものを選び、自分の好みの形にカットすることで唯一無二の作品に仕上げていく。軟らかく切りやすい

反面、切り過ぎには注意が必要だ。記者は作りたい形をうまく思い描けず、作業に時間がかかった。とはいえせっけんの表面には既に模様が施されていたため、

満足のいく作品を作ることができた。

こうした工夫からは、小さい子どもでも楽しめるものにしたいという企画の背景がうかがえる。


幅広い世代に配慮した工夫で人気を集めたせっけんカット体験。製作したせっけんは自宅に飾ってあるのだが、ふと目にした時に欅祭での出来事を思い出すきっかけとなってくれている。                                  (中田亘)



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11月23日、紀伊國屋書店新宿本店3階アカデミック・ラウンジにて、本学文学部日本文学科の大橋崇行准教授による講演会が開催。「落語、西洋に出会う。」というタイトルの下、西洋文化が落語に与えた影響や現代における落語の意義などが論じられた。当日の会場には学生、出版関係者など多くの人が足を運び、講演会はほぼ満席の状態で開始した。 落語と聞くと、おそらく多くの人は江戸時代を思い浮かべるのではないだろうか。江

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