▼少林寺拳法部
武道の中の一つ「少林寺拳法」。名前だけは知っているという人も少なくないだろう。しかし、知られざる魅力にあふれているのも確かだ。今回インタビューに答えたのは少林寺拳法部主将の三神亮太さん(現代経済4)。
少林寺拳法は武道ということもあり、屈強な男性がするイメージがあるかもしれない。だが単なる力任せのスポーツではない。つぼを押す攻撃など体の仕組みを科学的に解明した技が多く、老若男女楽しめるのが最大の魅力だ。
現在、少林寺拳法部には10人が所属しており、その9割が初心者だという。月・木曜日は17時から20時、土曜日は13時から16時にトラスコンガーデン横の南体育館で活動している。
同部は技を習得し、段位を獲得する
ことを目標としている。ただ、モチベーションを保ち続けないと段位を獲得するのは難しい。そのため、部員たちが精神面でも強くなれるようにサポートを欠かさない。三神さんは、練習以外でも自主練習に付き合ったり、個人的な相談に乗ったりするなど、意識的な支援を行っている。
経験者から初心者への技の指導など、部内で教え合う文化がありながら、上下関係もフラットで温かい雰囲気だという同部。三神さんは「少しでも興味があったらいつでも連絡お待ちしています」と語った。(髙澤陽奈)
▼アーチェリークラブ
アーチェリーと聞くと、どのようなイメージがあるだろう。本学アーチェリークラブ主将の大矢航暉さん(法律3)に活動ややりがいについて聞いた。
アーチェリークラブには男性22名、女性12名の計34名が所属している。全体での練習日は木曜日の4・5限と土曜日の午前中で、他の曜日は自主練習日だ。毎年の目標には、4・5月に行われるリーグ戦で1部に昇格することを掲げている。しかし今年のリーグ戦では2部の中で順位を落としてしまった。そのため、来年は2部の中で上位を目指し、個人戦でもレベルを上げることを目標にしている。
アーチェリーを行う上で大切なことは「再現性」だと大矢さんは話した。筋力や体力を必要とする運動部とは違い、体幹が重要視され、どれだけ同じ形で弓を引くかが鍵になるという。少しのブレで点数が変わり、簡単な動作でも修正することに苦労する反面、自分の成長が点数となって顕著に現れるため、やりがいを感じると語っていた。
同部は、チームプレイの意識が高く、性別や学年を問わずアドバイスを交わすなど、コミュニケーションを大切にしている。雰囲気も「和気あいあいとしていて部員の仲がとても良い」と大矢さんは語る。彼らとアーチェリーを経験したいという方はぜひ足を運んでほしい。(上野凉佳)
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